このゲームは、対象が「5歳以上」となっていますが、ボードゲームに慣れていない方は、少し難しく感じるかもしれません。その場合は、まずは「簡単なルール」で遊んでみてください。
その前に、5歳より小さいお子さま向けの遊び方をご紹介します。こちらはカードだけを使った遊び方です。カードには色々な指示が書いてありますが、この遊び方では単純に「歯にいいこと」か「歯に悪いこと」か、ということのみに着目してください。歯に悪いカードは、上の方に灰色が入っていますので、ここで見分けられます。
カードを見てお話しするだけでも、お子様の興味が広がり、歯磨きに対して積極的になってくれるでしょう。^ ^
①トランプの「神経衰弱」風の遊び方
結果カードの3枚を除いた、残りのカードのうち、歯によいカード(はいしゃカード含む)は11枚、歯に悪いカードは18枚入っています。
この中で、歯によいカードを1枚抜き偶数にして、歯によいカード10枚と歯に悪いカード18枚(計28枚)をよく混ぜて、トランプの神経衰弱のように並べます。
順番に、歯によいカード同士、歯に悪いカード同士を引き当てたら、その2枚のセットをもらいます。
最後に、カードを一番多く持っていた人が、”歯磨き博士”となり、勝ちです。
結果カードの3枚を除いた、29枚のカードを使います。カードをよく混ぜて山札として中央におきます。
プレイの順番を決めて、一番最初の人が山札の一番上のカードを、表にして山札の隣りにおきます(場のカード)。この時に引いたカードが、歯に悪いカードだったらもらわなければいけません。もし歯によいカードだったら、場に残して、次の人の順番です。
同じように山札のカードを引き、歯に悪いカードであれば、場にあるカード全てをもらわなければいけません。歯によいカードであれば、そのまま場に置いてきます。
このように繰り返し、山札がなくなるまで繰り返します。最後に、各自が持っているカードの枚数を数え、一番少ない人が勝ちです。
遊びながら、あるいは終わった後に、カードを見て、歯にいい習慣と悪い習慣について考えてみましょう。
ぜひ、「歯の王様をまもるゲーム」の入門編としてお楽しみください。
そして慣れてきたり、お子様が理解できるようになったりしたら、「簡単なルール」で遊んでみますよ。
Let’s go!!
それではここからは、カードとシートを使った「簡単なルール」をご紹介します。
<簡単なルール>
通常のルールが少し難しいと感じる場合、気軽に楽しめる方法があります。
サイコロとカレンダーコマを使わずに、カードとシート上の「3つのカウントダウン」「はブロック」 だけを使い、通常ルールと同じように、歯の王様をむし歯から守ります。
①3つのカウントダウンの「3」にカウントダウンコマを置きます。は ブロックを通常ルールと同じ順番で7枚積んで、ゲームシートの(👑)の上に置きます。
②「歯の王様からのメッセージ」 を除いた29枚のイベントカードをシャッフルし、順番に上から引きます。
カードに書いてある3つのカウントダウンに関する指示だけ行います。(その指示がない場合は、もう一枚カードを引いてください)
通常ルールと同じように、カウントダウンコマを動かします。
③順番にカードを引き、1つのカウントダウンでもカウントダウンコマが「0」になれば、は ブロックを上から1つ取ります。そのあとは、全てのカウントダウンでカウントダウンコマを「3」に戻して、次の人の順番になります。
④ゲームは時間を決めて行い(15分など)、その時間内で黒の は ブロックだけになってしまったら、チームの負けです。通常ルールと同じように、最後に一番上にある は ブロックの色にあたる「歯の王様からのメッセージ」を読んで終わります。
カードの一覧表を見ながら、同じ仲間のカードを集めて、並べてみましょう。